Projects
「学ぶ」を「没入する」へ。
二条城 2026 SAKURA NIGHTS Immersive Theatre & Projection Mapping
空間演出
PR・イベント企画
Year : 2026
Link : 二条城2026 SAKURA NIGHTS
世界遺産・二条城を舞台に開催された「SAKURA NIGHTS」にて、プロジェクションマッピングおよびイマーシブシアター「城劇」の映像制作・演出ディレクションを担当しました。 二条城の歴史や文化を、知識として学ぶ対象に留めるのではなく、光や音、物語を通して感覚的に触れられる体験へと変換し、誰もが気軽に楽しみながらその魅力に出会える場を設計しました。
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Process
01企画設計
世界遺産を、どう夜に開くか。
二条城という特別な場所で夜間イベントを行うにあたり、目指したのは、京都の文化や二条城の本質的価値を、楽しみながら感じられる体験にすることでした。 2026年が「寛永行幸」から400年の節目にあたることも踏まえ、歴史を一方的に説明するのではなく、建築や桜、音、光、闇の中を歩く時間に溶け込ませることで、自然と寛永文化への関心が生まれる体験を設計しました。

02体験の構成
文化を、三つの入口から届ける。
私たちは、京都の文化を人々の精神やふるまいとして受け継がれてきたものと捉えました。
その価値を多様な来場者へ届けるため、物語と生身の表現で文化を感情として伝える「イマーシブシアター」、二条城そのものと向き合う「二の丸御殿 夜間拝観」、誰もが気軽に楽しめる入口となる「城郭の回遊型光演出」という三つの体験へ展開しました。

03空間演出
映像を足すのではなく、空間を際立たせる。
今回のプロジェクションマッピングでは、建物を映像で覆い尽くすのではなく、二条城本来の美しさを引き立てる演出を目指しました。金装飾や木壁、白壁など素材ごとの反射差を細かく調整し、建築全体の輪郭が美しく見えるよう光量を設計。また、松や桜にも照明を当てることで、樹木そのものを演出空間へ取り込み、空間全体に包み込まれるような没入感を生み出しました。

04体験設計
歩くことそのものを、演出にする。
二条城のような広大な歴史空間では、歩く時間そのものが体験価値になると考えました。
門を抜け、暗がりを進み、次の景色へ向かう。その間に聞こえる音や足元の砂利の感触、風で揺れる桜も演出の一部として設計しています。また、会場全体を通して流れるメインテーマを制作し、エリアごとに異なるアレンジで展開。テーマを繰り返し聴かせることで来場者の記憶へ残していく、回遊型ならではの音楽演出を行いました。

05イマーシブシアター
映像と、生の境界をなくす。
もう1つの象徴的なコンテンツとして、映像と俳優による演技を融合させたイマーシブシアター「城劇」を実施しました。大規模LEDと立体音響を組み合わせ、観客が物語空間へ入り込んでいく感覚を設計。術に合わせてエフェクトが発動し、階段を駆け上がるシーンでは背景映像も連動するなど、俳優の身体表現と映像演出を同期させました。映像単体ではなく、役者によって物語空間が成立する演出を目指しました。

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Member
城劇Creative Direction
/ 映像制作
伊藤 大輔(株式会社SWAG)





