1. Home
  2. Thinking Lab
  3. 地域のお祭りを3Dでアーカイブ?
Thinking Lab
Index
地域のお祭りを3Dでアーカイブ?
仮説

地域のお祭りを3Dでアーカイブ?

実験概要
子どもの頃に親しんだ地域のお祭りも、担い手不足などによって、いつの間にか消えてしまうのではないかと思うことがあります。もしそうだとしたら、今からできることは何かあるのか。この実験では、「お祭り文化って、どう未来に継いでいけばいいんだろう?」という素朴な問いを起点に、これからの地域文化の残し方を考えていきます。
SeraYasushi
Producer
/Event Director
世良 靖
舞台進行をはじめ、企業の発表会、展示会、式典、コンベンションを中心に演出・舞台監督を務める。特に皇室関係の行事やVIPが出席する催事に多く携わってきた。近年はイベントに関する様々な分野の経験を活かし、運営パートを担当することも多い。現在の仕事については、「どんな隙間も埋めるユーティリティプレーヤー」でありたいと考えている。趣味は、年間100冊を数える読書と阪神タイガースの応援。
世良靖 プロフィール写真
ShimazuYuma
Creative Director
/Art Director
志満津 勇馬
学生時代には映画制作を学び、シムディレクト入社後、海外のメディアアートに触れるため、複数の国を巡る。シムディレクトでは主にクリエイティブ領域を担当。「価値ある時間」をテーマに、体験価値とビジュアル面の両方を兼ね備えたものづくりを常に目指している。サッカーチームのトッテナム・ホットスパーを熱心に応援しており、たまの息抜きにフットサルをするのが楽しみの一つ。
志満津勇馬 プロフィール写真
2026.06.30
背景と問い
お祭りはこのまま消えてしまうのか

小さい頃、毎年のように参加していた地域のお祭り。大人たちが時間と体力を持ち寄ってつくっていた、あの独特の熱量も、担い手不足やご近所付き合いの変化、気候や準備の大変さなどを理由に、いつの間にか見かけなくなっていく気がしています。じゃあ、お祭りはこのまま消えていくしかないのでしょうか。もし続けるのが難しいなら、せめて「残す」ことはできないのか。そこで思いついたのが、「地域のお祭りを3Dでアーカイブする」という発想です。

形、動き、人の距離感、空気の密度。写真や文章ではこぼれ落ちてしまうものを、まるごと保存できたらどうなるのか。この実験では、「お祭りって、どう継いでいけばいいんだろう?」という素朴な疑問から、3Dアーカイブという少し変な手段で、地域文化の残し方を考えてみます!

2026.06.30
調査・検証
お祭りの何を残したいのか

3DGSや空間キャプチャ技術を調べながら、「お祭りそのものを残せないか」を考えてみました。建物や空間を立体的に記録する技術はかなり進んでいて、複数台のカメラを使えば、人を含めた空間全体を残せる可能性もありそうです。一方で、実際に調べていくと、お祭りのように人が動き回り、音や熱気、その場の空気感まで含めて記録するのは、まだかなり難しそうでした。技術的に難しそうだとわかって、逆に気になったのが、「そもそも、お祭りの何を残したいんだろう?」ということでした。


神輿や山車の形なのか。

踊りの振り付けなのか。

人との距離感なのか。

サイズの合っていない法被を着せられた感覚なのか。

もしかすると、お祭りって「物」だけではなく、体験や身体感覚、その場の空気によって成り立っている部分も大きいのかもしれません。全部を残すことは難しくても、何を残したいのかを整理することで、地域文化の新しい残し方が見えてくるのではないか。まずは、そんなところから考えてみたいと思います。

Contact

企業ブランディング・空間演出・社会的課題解決など、
ご相談の領域は問いません。

Recruit

シムディレクトでは、共に課題に向き合い、
体験を生み出していく仲間を募集しています。